快気祝い お返し 時期

快気祝いのお返しの時期について

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 快気祝いとは、病気やケガで入院していた人が完治し、入院中にお見舞いをいただいた方に、元気になったことの報告とお見舞いのお礼を兼ねてお返しをすることです。
快気祝いは、もともとは病気やケガが全快したことを喜んで、お世話になった方や心配をかけた方に贈るお祝のおすそ分けだったのですが、現在では入院・療養中にお見舞いをいただいていない方に贈ることはなくなりました。
昔は、快気祝いには、病気が完治したお祝いとして、お赤飯を贈るという風習がありました。
 快気祝いを贈る時期については、退院後の1週間〜10日後程度が目安となります。
お返しの時期については、あくまで前述しました時期は目安となりますので、体調や病気の予後によって遅くなっても大丈夫です。
入院されていた本人が、自身でお返しの品を用意する場合には、無理をしないように体調を考慮することが優先されます。
しかし、遅くても退院後1か月程度を目安にするようにしましょう。

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 快気祝いの時期については、六曜のひとつである「友引」を避ける必要は本来ありません。
友引=友を引くという意味から、お葬式などの弔事には友引は避けるのがマナーなのですが、快気祝いは病気が治ったお祝い事(慶事)となりますので、友引を気にする必要はありません。
しかし、病気やケガという性質上、縁起を担いでお返しが届く時期に友引を避ける方のいらっしゃいます。
 いつまでにお返しをしなくてはならないという時期の決まりは、厳密には存在しないのですが、復職したり外出できるほど快復しているのに、お返しを贈っていないというのは常識はずれです。
時期については、遅くても退院後30日程度を目安にして贈るようにしましょう。
 快気祝いの品物については、いただいたお見舞いの2分の1〜3分の1程度の金額のお返しをするのが一般的です。
お返しにつける熨斗紙の水引きは、紅白の結び切りとなります。
快気祝いは1度きりでよいお祝事となりますので、何度でも結び直しができる蝶結びの水引きはNGとなります。
蝶結びの水引きを使用するのは、出産祝いなど何度あっても嬉しい慶事のお返しに使用します。

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