快気祝いとはのしも独特
快気祝いとは、病気やけがで入院していた人が、退院した後お見舞いに来てくれた人やお世話になった人に、もらったお見舞いの半分から三分の一の金額の品物を送る事です。
基本的に快気祝いとは後に残らないものを送ることが定番で、のしを付ける場合も紅白の結び切りという、再び病気にならないようにとの願いが込められています。
快気祝いとは、のしをつけて直接届けるのが定番ですが、直接届けることが難しい距離や、直接届けるには時間が合わない場合、宅配で届けることも可能です。
その場合、直接のしのついている部分の上に宛名をつけて送るのではなく、別の箱にのしを付けた快気祝いを入れ、その後快気祝いを送りましょう。
のしの書き方としては、水引が印刷、あるいはついている部分の上部に快気祝いと書き、水引の下の部分に入院していた人の名前を書くことが定番です。
快気祝いとは完全に治ってから送る物であり、まだ完治していない場合は内祝いとなるので注意しましょう。
後に残らないものを送ることが定番ですが、一般的な快気祝いとは石鹸や油、カツオや昆布といった日常生活で使える物が大半です。
たまにタオルを送る場合もありますが、後に残らない消耗品と判断されている為、問題ありません。
快気祝いとは、のしに快気祝いと書くことが一般的ですが、地域によっては全快していなくてもある程度治っていれば送る場合もあります。
その場合は内祝いだけでなく、お見舞い御礼といった書き方で送る場合もあり、地方や風習によって異なる事は事実です。
なお、治療の甲斐がなく亡くなった場合、快気祝いとはなりません。
のしも必要なく、香典返しがお見舞い御礼の代わりをなすこともあります。
この場合、のしの代わりに礼状や地域によって短冊をつけている場合も少なくありません。
亡くなられた場合には、遺族から香典返しとお礼状を一緒にしている地域も増えてきましたので、お返しする前に必ず確認してからお返しを用意することが重要です。
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